Item type |
症例・事例報告 / Case Reports(1) |
公開日 |
2022-08-05 |
タイトル |
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タイトル |
手術室における薬品運用の見直し 薬品管理作業の時間短縮を目指して |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ |
technical report |
著者 |
吉田, 早希
西森, 渚
小森, 美弥子
大橋, 弘美
白木, 裕子
位田, 優
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
当院手術室では使用する薬品を手術室看護師と薬剤師で管理している。薬品の管理方法として、頻用薬を各ルームに常備し、それ以外の薬品は救急カートや共有保管庫で管理していた。そして、これらの薬品はすべての手術で共有しており、部屋の薬品が不足した場合は、棚同士で薬品の移動を許容していた。また、保管場所が複数存在するため、補充の際の動線が長く効率が悪かった。さらに前日使用した薬品が補充される前に翌日の手術が始まってしまうこともあった。こういった状況下で薬品の使用量を手術ごとに正確に把握することは困難であり、請求ミスや補充の煩雑さに繋がり、看護スタッフの負担となっていた。実際、薬品管理にかかる時間を計算すると、手術件数などによってばらつきはあるが、1日に35分〜2時間程度要していた。そのため、今回改善活動として薬品のセット化や補充方法の変更に取り組み、薬品管理体制を見直した。その結果、薬品の使用量の管理が容易となり、請求ミスの低減に繋がった。加えて、補充作業が簡素化したことで作業時間は1日平均15分程度と大幅な時間短縮につながった。(著者抄録) |
書誌情報 |
岐阜赤十字病院医学雑誌
巻 33,
号 1,
p. 27-29,
発行日 2022-03-31
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ISSN |
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収録物識別子タイプ |
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収録物識別子 |
0915-5910 |