冠動脈バイパス術後に陰茎壊死を発症した糖尿病透析患者の1例
利用統計を見る
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
---|---|
言語 | 日本語 |
キーワード |
糖尿病, 透析患者, 冠動脈バイパス手術, 陰茎壊死 |
著者 |
笠井 利則
( CiNii ID: 9000004639109 ) 奈路田 拓史 ( CiNii ID: 9000018765920 ) 上間 健造 ( CiNii ID: 9000004639112 ) 稲次 圭 ( 研究者リゾルバーID: 9000001898008 ) 長江 浩朗 ( CiNii ID: 9000000965444 , 研究者リゾルバーID: 1000010136252 ) 藤井 義幸 ( CiNii ID: 9000001551148 ) |
著者別名 |
KASAI Toshinori
( CiNii ID: 9000004639109 ) |
抄録 |
患者は59歳,男性.1992年12月より糖尿病性腎症による慢性腎不全にて血液透析を導入.その後,糖尿病性網膜症(右眼失明)・二次性副甲状腺機能亢進症(PTx)・陰嚢部フルニエ壊疽(植皮)・左下肢潰瘍(左下肢切断)を併発.2006年7月,右第1趾の難治性潰瘍・化膿性骨髄炎に対して,右下肢切断術を行う目的で近医に入院.術前検査で重症冠動脈病変を認め,当院循環器科に紹介され,冠動脈バイパス手術(心拍動下2枝)が施行された.約1カ月後,陰茎包皮の壊死・陰茎根部の疼痛が出現し,陰茎壊死との診断で陰茎全切除術を施行した.術後,疼痛は消失したが創開を生じ,洗浄処置を行った.術後3カ月経過し,陰部~両側大腿内側部の壊死性軟部組織感染症(バクテロイデスによるガス壊疽)を併発し,デブリードマンを施行したが永眠された.
|
雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 13 |
号 | 1 |
ページ | 100 - 104 |
発行年 | 2008-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
|
ISSN |
1346-9878
|
関連サイト |
徳島赤十字病院
|
著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 症例 |