@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00009390, author = {長村, 敏生}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {緊急ポータブル脳波検査はベッドサイドで,24 時間いつでも実施可能で,非侵襲的かつ簡便な検査である.本検査は小児神経救急診療における多くの病態に有用であるが,主な適応は有熱性か無熱性を問わずけいれん重積状態,軽度か重度を問わず意識障害,搬入時には鎮痙している初回の無熱性けいれん,脳死判定などである.本検査はけいれん・意識障害の原因診断に有用であるばかりか,脳波連続記録下に抗けいれん薬を投与した場合には治療効果の指標としても有用であり,本稿では当科で経験した症例を併せて呈示し,その臨床的有用性について概説した.当科では25 年以上にわたり全ての研修医が自ら緊急ポータブル脳波検査を施行できる体制を目指して研修医教育を行ってきた.本検査の試行回数は2011~2013 年の3 年間で216 件(当科で実施した全脳波検査の6.0%)に上り,on the job training の教育ツールとしても有用であった.小児神経救急診療を実践する施設では緊急ポータブル脳波検査が常時実施可能な体制が望ましい.}, pages = {14--26}, title = {小児の神経救急臨床における緊急ポータブル脳波検査の有用性について}, volume = {36}, year = {2015} }