@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007872, author = {松田, 実 and 鳥屋, 洋一 and 笠原, 舞 and 倉田, 彰子 and 嘉和知, 靖之 and 桜井, うらら and 瀧, 和博}, issue = {2}, journal = {日赤医学, The Japanese Red Cross Medical Journal}, month = {Sep}, note = {乳癌のセンチネルリンパ節生検(SNB)は、日常診療で施行されているがSNBには偽陰性がある。目的:術中偽陰性例について臨床病理学的に検討するとともに再手術の腋窩郭清(Ax)の必要性があるのか検討したので報告する。対象と方法:当科のSNBは2008年5月から10年3月までは色素法単独で215例行い、同年4月からは併用法で12年11月までに352例に行った。色素法単独の215例の内、術中偽陰性が8例見られた。併用法では352例中9例見られた。その計17例の内でAxを追加せず予後の判明している15例について検討した。結 果:術式は乳房切除33%、皮下乳腺全摘13%、部分切除53%であった。腫瘤径はT1が53%、T2が40%、T4が7%。全例微小転移以下であった。ホルモンレセプター(HR)は陽性が93%、陰性が7%、HER2は陽性が7%、陰性が93%であった。全例補助療法を行っている。観察期間は1年9カ月から6年2カ月、平均3年10カ月で全例再発を認めていない。結 論:微小転移の術中偽陰性はHR陽性率とHER2陰性率が高く、再発を認めず予後良好が示唆された。当科で経験した症例と報告例からは、術中迅速診で発見がやや困難な微小転移以下の症例は再手術のAxをせず、その後の補助療法を行うことが可能と思われた。}, pages = {464--466}, title = {乳癌症例におけるセンチネルリンパ節生検術中偽陰性症例の検討}, volume = {66}, year = {2015} }