@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00000772, author = {藤河, 周作 and 高芝, 朋子 and 元木, 靖代 and 中津, 忠則}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {自律訓練法(以下AT)は,心身の緊張緩和に有効なセルフコントロール技法のひとつである.過去4年間(2007~2010年)で,小児心身症と診断されAT を適応した患児の治療形態やその効果を検討した.そのうち著効に示した心因性腹痛の13歳男児について報告する.母子並行面接(主治医:母,臨床心理士:小児)で治療を開始し,両親の意向 で投薬治療は行わなかった.AT は,安楽椅子姿勢で第2公式まで指導した.効果判定は,毎回血圧及び脈拍を測定し,習得前後にSTAI とバウム・テストを行った.AT の習得に伴って,練習前の血圧および脈拍は安定した.STAI では状態不安と特性不安が平均域に低下し,バウム・テストではサイズの拡大や描線の伸びが認められた.生理的・心理的指標の両面において改善がみられたことは,AT の効果が得られたと考える.児の訴える腹痛症状は次第に寛解し,テストや部活動への意欲上昇や行動や生活面に肯定的変化が表れた.}, pages = {6--11}, title = {当院小児心身症における自律訓練法-「4年間の取り組み」と「心因性の問題を訴える13歳男児例」について-}, volume = {17}, year = {2012} }