@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007504, author = {村井, 博文 and 植松, 幸大 and 加藤, 雅康 and 竹中, 勝信 and 小原, 功輝 and 高井, 祐輔 and 岡本, 清尚 and 高井, 豊子}, journal = {高山赤十字病院紀要}, month = {Dec}, note = {今回、眼球突出にて発見された両側性眼窩内リンパ腫の1例を報告した。(症例)73歳女性。C型慢性肝炎の既往と10年間のインコ飼育歴があった。近医にて左眼球突出を指摘され、当院紹介となり、MRIにて両側眼窩内の腫瘤性病変を認めたため、生検術を行った。生検の結果、MALT(Mucosa-Associated Lyphoid Tissue)リンパ腫と診断され、R-CHOP(リツキシマブ、シクロホスファミド、塩酸ドキソルビシン、硫酸ビンクリスチン、プレドニン)療法を施行された。治療は奏功し、現在腫瘍の再発は示していない。(考察)眼窩内悪性リンパ腫は全リンパ腫のうち2%程度の稀な疾患である。他のリンパ腫と比べ予後は良好とされるが、その治療法は確立していない。また近年、眼窩内悪性リンパ腫は、鳥類の飼育者との関連でChlamydia psittaci感染との関連について注目されている。(結語)この疾患につき若干の文献的考察とともに臨床経過を報告した。今後の症例検討にて治療法が確立していくことが望まれた。}, pages = {13--16}, title = {眼球突出により発見された両側性眼窩内リンパ腫の1例}, volume = {37}, year = {2013} }