@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007482, author = {高木, 公暁 and 柚原, 一哉 and 南舘, 謙 and 岡本, 清尚}, journal = {高山赤十字病院紀要}, month = {Dec}, note = {症例は71歳、男性。肉眼的血尿あり前医を受診した。膀胱鏡にて膀胱腫瘍を認め、CTにて膀胱腫瘍の左尿管浸潤、骨盤内リンパ節・腹腔内リンパ節・鎖骨上リンパ節腫大を認め加療目的に当科へ紹介受診となった。TUR-BTを施行したところ神経内分泌性を有した小細胞癌の診断であった。進展型であることから根治切除は困難であるため化学療法(etoposide+carboplatin)を開始した。2コース終了時点でリンパ節、原発巣は著明に縮小しPRであったが、3コース目施行後より再燃した。セカンドラインの化学療法(amrubicin)を行ったが臨床症状の改善はみられず初診時より約5ヵ月で死亡した。肺小細胞癌において初回化学療法が無効、もしくは有効でも3ヵ月以内に再発するものに対してamrubicinの有用性が示されており、これに準じて本症例でもamrubicin療法を行ったがその効果を見る前に死亡した。膀胱原発の小細胞癌は比較的頻度は稀であり、若干の文献的考察を加えて報告する。}, pages = {7--12}, title = {膀胱小細胞癌の1例}, volume = {37}, year = {2013} }