@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007481, author = {佐野, 文 and 白子, 隆志 and 井川, 愛子 and 岡本, 哲也 and 沖, 一匡 and 藤山, 芳樹 and 田尻下, 敏弘 and 徳丸, 剛久 and 岡本, 清尚}, journal = {高山赤十字病院紀要}, month = {Dec}, note = {症例は78歳、男性。主訴は腹部膨満感。悪性リンパ腫寛解後で、当院通院中であった。腹部膨満感、胃の不快感あり近医で上部内視鏡検査施行されたところ胃癌を指摘され当院内科紹介となった。胃体上部小彎に3cm大の病変をみとめ、生検にて低分化型腺癌であった。Gastric ca.(M、Less、IIc like advance、3×3cm、T2(MP)、N0、M0、P0、H0)Stage IBの診断にて外科に紹介され胃全摘術D1+を行った。切除標本では潰瘍瘢痕を伴った0-IIc with scarと判断しT1a(M)、N0でStage IAと診断した。病理組織学的診断にて、背景にGastritis cystica profunda(以下GCP)が散見され粘膜下層以下では粘液癌が目立ちGCPが一部腫瘍で置換された部分があり、筋間をすり抜け浸潤していた。このため、Gastric ca.(M、less、3×3cm、pT3(SS)、pN1、M0、P0、H0、pCY0)pStage IIBであった。GCPを背景とした胃癌の内視鏡所見では典型的な進行癌としての所見が見られないことが多く、EUSなど行わない限りは術前の深達度診断は困難である。まれな病態ではあるが慎重な診断、治療が必要である。}, pages = {3--6}, title = {Gastritis cystica profundaを背景にした進行胃癌の1例}, volume = {37}, year = {2013} }