@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007213, author = {坂, 暁子 and 川崎, 啓祐 and 蔵原, 晃一 and 大城, 由美 and 米湊, 健 and 河内, 修司 and 船田, 摩央 and 岡本, 康治 and 永田, 豊 and 渕上, 忠彦}, issue = {1}, journal = {松山赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {1980年11月から2011年9月までの過去31年間に当センターにおいて大腸内視鏡検査を施行してアメーバ性大腸炎と確診した19症例を対象とし、その臨床像、内視鏡像を遡及的に検討した。また、全例で病理組織学的に腸管スピロヘータ合併の有無を検討し、腸管スピロヘータ合併例と非合併例の臨床像と内視鏡像を比較検討した。19例の平均年齢は55.5歳であり、全例男性であった。主症状は粘血便12例(63.2%)、下痢3例(15.8%)、無症状2例(10.5%)、腹痛1例(5.3%)、腹満感1例(5.3%)であった。基礎疾患としてHIV1例、梅毒1例、糖尿病2例を認め、海外渡航歴は12例(63.2%)で認めた。確定診断方法は、生検病理組織検査16例(84.2%)、糞便・組織の直接鏡検法2例(10.5%)、血清アメーバ抗体価1例(5.3%)であった。病変部位は盲腸が15例(78.9%)と最も多く、次いで直腸14例(73.7%)であり、内視鏡所見では、アフタ様びらん16例(84.2%)、不整形潰瘍15例(78.9%)、たこいぼびらん14例(73.7%)、類円形潰瘍11例(57.9%)であった。治療は全例でメトロニダゾールが投与され経過良好であったが、2例で再燃を認めた。また、腸管スピロヘータ症の合併は4例(21.1%)に認め、非合併例15例との比較検討では年齢、臨床症状、基礎疾患、海外渡航歴、病変部位、内視鏡所見、経過に差を認めなかった。(著者抄録)}, pages = {15--21}, title = {アメーバ性大腸炎の臨床的検討:腸管スピロヘータの合併を含めて}, volume = {37}, year = {2012} }