@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007203, author = {土手内, 靖 and 尾﨑, 牧子 and 西山, 記子 and 長谷部, 淳 and 谷松, 智子 and 西山, 政孝 and 松井, 完治 and 横田, 英介}, issue = {1}, journal = {松山赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {2005年4月から松山赤十字病院検査部にて輸血用血液製剤の一元管理を開始し廃棄率減少に取り組んできたので、その成果および課題を検証した。廃棄率減少への取り組みとして、1)輸血当日の検査値を確認し、必要に応じ医師と協議し輸血量を決定する、2)外来・病棟において、すぐに使用する製剤のみ出庫する分割出庫を推進する、3)予定手術用血液製剤の準備にType & Screen法を導入し、分割出庫と早期回収(翌朝9時)を推進することを実施した。その結果すべての製剤で廃棄率は減少し、2012年度は赤血球製剤0.1%、血漿製剤0.8%、血小板製剤0.1%となり、これは同規模施設と比較しても非常に低い値であった。廃棄理由別では患者の容態変化、手術時の未使用製剤の病棟への持ち帰り、および期限切れによる廃棄が減少した。一方、破損による廃棄は一旦減少したものの近年増加傾向を認めた。また手術時に出庫した赤血球製剤の使用率は上昇した。これらの結果は3つの取り組みが不要な血液製剤の払い出しの防止および院内の過剰在庫の防止につながり廃棄製剤を減少させたことを示している。現在の懸案事項は破損の増加であり製剤の特性や取り扱いの周知を継続して行っていく必要がある。(著者抄録)}, pages = {35--40}, title = {当院における輸血用血液製剤廃棄減少への取り組み}, volume = {38}, year = {2013} }