@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007202, author = {清家, 康子 and 森山, 保則 and 杉原, 崇大 and 舛森, 亜弓 and 大西, 志保美 and 西山, 政孝 and 藤﨑, 智明 and 松井, 完治 and 横田, 英介}, issue = {1}, journal = {松山赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患methotrexate-associated lymphoproliferative disorder(MTX-LPD)は、低用量のmethotrexate(MTX)投与を継続して受けている関節リウマチ患者に発症する稀な疾患である。我々は末梢血に異型リンパ球の増加を認めたMTX-LPDの4例について検討した。患者の平均年齢は59歳で、女性3例、男性1例であった。MTX平均投与期間は約4年2ヵ月(1年〜10年)であった。内科に紹介された時点の白血球数の平均は31,380/μlで、異型リンパ球比率の平均は51%であった。また、骨髄検査が施行された2例では骨髄にも異型リンパ球が確認された。全ての症例でLDH、CRPは高値であり、sIL2-Rも測定された3症例で高値であった。異型リンパ球の出現が特徴的な伝染性単核球症との比較では、MTX-LPDの方が高齢で、異型リンパ球比率、CRPは高い傾向であった。MTX-LPDはMTX中止のみで自然退縮する症例があるため、早期診断が望まれる。高齢者で末梢血に異型リンパ球の増加を認めた時はMTX-LPDを疑い、積極的にMTXの服用を確認する事が重要である。(著者抄録)}, pages = {29--34}, title = {末梢血に異型リンパ球の増加を認めたメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患の4例}, volume = {38}, year = {2013} }