@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007201, author = {寺門, 永顕 and 兵頭, 正秀}, issue = {1}, journal = {松山赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(BRONJ)の頻度は、最近の報告では注射剤で0.2%程度、内服薬で0.05%程度とされている。当科では2007年10月に一例目を経験して以降、2012年3月までに20症例を経験した。今回われわれは、当科で加療もしくは経過観察を行った20症例について臨床的検討を行ったので報告する。症例の平均年齢は73.05歳、男女比は1:3であった。ビスフォスフォネート剤(以下BP剤)を使用していた原疾患は乳癌が7例、前立腺癌2例、多発性骨髄腫2例、骨粗鬆症が9例で、BP剤の投与経路は注射薬が11例、内服薬が9例であった。投与開始から発症までの期間は平均2年5ヵ月で、発症の誘因と考えられた歯科処置は、抜歯と歯周病などからの感染が8例ずつと最も多く、インプラント周囲炎が1例、原因不明が3例であった。治療内容は保存的治療(急性期のみ消炎治療を行い、症状緩解期は経過観察を基本とする)が11例、腐骨除去術や顎骨掻爬術などの外科的治療を行ったものが9例で、治療により治癒した症例は全て外科的治療を行った症例であった。外科的治療の際には全ての症例でBP剤の投与を中止したが、治癒と判断した後にBP剤の投与を再開した症例はなかった。(著者抄録)}, pages = {17--21}, title = {松山赤十字病院歯科口腔外科におけるビスフォスフォネート関連顎骨壊死症例の臨床的検討}, volume = {38}, year = {2013} }