@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007200, author = {村上, 一雄 and 福岡, 富和 and 馬越, 洋宜 and 横田, 英介}, issue = {1}, journal = {松山赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {当院健康管理センターを受診し、上腕-足首間脈波伝搬速度(baPWV)を測定した1,240名(PWV群)と頸動脈内膜中膜厚(IMT)を計測した2044名(IMT群)を対象にし、動脈硬化危険因子がIMTおよびPWVに及ぼす影響を単相関分析と重回帰分析により検討した。単相関分析では、IMTはすべての動脈硬化危険因子(年齢、BMI、血圧、空腹時血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値)と有意な相関を認めたが(HDLコレステロール値とは負の相関、それ以外とは正の相関)、PWVはBMIとLDLコレステロール値とは有意な相関を認めなかった。重回帰分析では、収縮期血圧はIMTよりPWVへの影響がより大きかった。また、HDLコレステロールはIMT、PWV両者に対し有意に逆の影響を与える危険因子であったが、LDL-Cは両者に有意な影響を与えていなかった。さらに、BMIはIMTを増加させるように有意に影響していたが、逆にPWVに対しては減少させるように有意に影響していた。健診受診者においては、それぞれの動脈硬化危険因子がIMTとPWVに及ぼす影響は異なり、またBMIはbaPWVと逆相関する可能性が示唆された。さらに、HDLコレステロール管理の重要性が示唆された。(著者抄録)}, pages = {11--16}, title = {当院健康管理センター受診者における、上腕足首間脈波伝搬速度および頸動脈内膜中膜厚に影響する動脈硬化危険因子の差に関する検討}, volume = {38}, year = {2013} }