@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007188, author = {米田, 堅佑 and 長村, 敏生 and 井上, 聡 and 喜久山, 和貴 and 久保, 裕 and 河辺, 泰宏 and 平尾, 多恵子 and 木村, 学 and 東道, 公人 and 小林, 奈歩 and 大前, 禎毅 and 清沢, 伸幸}, month = {Dec}, note = {症例は1歳女児。前日からの発熱のため近医を受診し、帰宅途中に両上肢の強直けいれん(2分間)が出現した。帰宅後の21時10分にも同様のけいれんが2分間みられ、咽頭炎に伴う熱性けいれん群発として当科に救急入院となった。入院翌日(3病日)の2時54分にも眼球左方偏位を伴う左上肢の強直けいれん(6分間)が出現したが、直後の緊急脳波検査では棘波を認めなかった。5病日に解熱し、けいれんに左右差がみられたことから7病日に頭部MRIを施行した結果、右側迂回槽近傍に海馬と接してT1強調、FLAIR像で低信号、T2強調像で高信号を示す脈絡裂嚢胞を認めた。全身状態良好のため9病日に退院となり、1ヵ月後に施行した脳血流SPECTではてんかん焦点を示唆する低灌流領域は認められなかった。脈絡裂嚢胞は通常無症状とされているが、15〜20%にてんかんを合併したとする報告もあり、外来で脳波検査をフォロー中である。熱の有無を問わず左右差のあるけいれんでは頭蓋内器質的病変検索のため頭部MRIを施行すべきと考えられた。}, title = {左右差を伴った熱性けいれん群発後の頭部MRI検査により右側脈絡裂嚢胞を認めた1例}, year = {2014} }