@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007186, author = {河相, 美奈子 and 大東, 淳子 and 曽我, 富士子 and 山田, 康子 and 池田, 佳弘 and 赤荻, 照章}, month = {Dec}, note = {症例は64歳、女性。2種の悪性リンパ腫に罹患していた。最初に発症した胃・十二指腸球部Mucosa-Associated Lymphoid Tissue(MALT)リンパ腫の治療後、悪性リンパ腫の中でも高度な免疫不全を特徴とする血管免疫芽球性T細胞リンパ腫に対しシクロスポリン、プレドニゾロンで治療されていた。治療中に右躯幹の帯状疱疹を認めたが抗ヘルペスウィルス薬内服にて軽快した。抗腫瘍効果を強めるため少量のエトポシドを追加後帯状疱疹は再発し重症化した。エトポシド中止、抗ヘルペスウィルス薬静注、γ-グロブリン静注によっても改善せず汎発化した。同時に免疫抑制の緩和のためシクロスポリンを漸減した。静注終了後も抗ヘルペスウィルス薬(主にファムシクロビル)内服を継続し、汎発疹は痂皮化した。その後もシクロスポリン増量後やファムシクロビル減量後に速やかに再発したため、シクロスポリンは低用量に留めファムシクロビルの予防的内服を1年以上継続している。}, title = {2種の悪性リンパ腫を有する患者に発症し難治であった汎発性帯状疱疹の一例}, year = {2014} }