@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00007184, author = {山本, 彩 and 衛藤, 美穂 and 土屋, 佳子 and 南川, 麻里 and 岡島 , 京子 and 加藤, 聖子 and 福岡, 正晃 and 藤田, 宏行}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {腹腔鏡下手術件数は年々増加傾向にあり、当科でも良性腫瘍に対しては腹腔鏡下手術を第一選択としている。卵巣腫瘍に対し腹腔鏡下手術を行った症例で術後に悪性または境界悪性と診断された症例について検討した。2012年4月から2014年3月までの2年間に当科で行った卵巣腫瘍の腹腔鏡下手術症例は186例であった。この186例中、術後診断が悪性であったのは4例、境界悪性は9例であった。悪性のうち、術前診断では境界悪性が3例、良性が1例であった。境界悪性のうち術前診断が境界悪性であったものは7例で、残りの2例は術前に良性の診断であった。術前診断と術後診断の一致しなかった症例は6例で全体の3.3%であった。6例中2例は緊急手術症例であり、緊急手術症例では術前診断が十分に行えないことで術後診断と一致しない症例が増加する。また、6例中4例は粘液性腫瘍で、粘液性腫瘍の診断の難しさがうかがわれた。術後に境界悪性以上と診断される症例は一定の確率で存在するため、術前に十分なインフォームドコンセントを行うことや普段から腫瘍内容を漏出させないよう手術に取り組むことが重要と考えられる。}, pages = {35--40}, title = {腹腔鏡下手術後に悪性または境界悪性卵巣腫瘍の診断であった症例についての検討}, volume = {35}, year = {2014} }