@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00006983, author = {大西, 詠子 and 灰谷, あずさ and 佐々木, 規喜 and 石井, 仁}, issue = {1}, month = {May}, note = {症例は70代女性。既往歴は、限局型強皮症(CREST症候群)、慢性関節リウマチ、左外反母趾矯正術後の鎮痛目的で、左坐骨神経ブロックを膝窩部で施行した。手術翌日より足関節の運動障害、総腓骨神経領域の知覚障害、しびれ、疼痛が出現し、神経ブロックによる総腓骨神経障害の発生が疑われた。運動機能は6日後には回復したが、その他の症状が遷延したため大幅な入院期間の延長が必要となった。本症例は遠位四肢の小血管病変を有する限局型強皮症であり、アドレナリン添加局所麻酔薬により、神経血流が低下して神経障害が発生した可能性がある。また、強皮症に末梢神経障害を合併する症例も稀ながら報告されており、そのような症例では薬液の神経内注入や血流低下などの軽微な外因でも神経障害を発症する可能性があり、末梢神経ブロック施行に当たっては細心の注意が必要である。}, title = {坐骨神経ブロック後に総腓骨神経障害を呈した限局型強皮症の一例}, year = {2014} }