@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00006980, author = {高舘, 達之 and 中川, 国利 and 鈴木, 秀幸 and 深町, 伸 and 小林, 照忠 and 大越, 崇彦}, issue = {1}, month = {May}, note = {腹腔鏡下に修復した大腿ヘルニア虫垂嵌頓症例を経験したので報告する。症例は59歳の女性で、右鼠径部腫瘤を主訴に来院した。腹部CT検査で右鼠径部に3cm大の嚢胞状構造があり、虫垂が嵌入していた。大腿ヘルニア虫垂嵌頓と術前診断して腹腔鏡下に観察すると、虫垂が右大腿ヘルニア内に嵌入していた。鉗子による牽引や体外からの用手的圧迫にて整復できないため、ヘルニア嚢内に生理食塩水を注入して整復した。ヘルニア嚢内を洗浄後に形成したmesh plugを挿入し、ヘルニア門周囲の腹膜を吸収糸で縫合閉鎖した。さらに虫垂を切除し、袋に入れて体外へ摘出した。術後経過は良好で、術後2年現在、右大腿ヘルニアの再発は認めていない。大腿ヘルニア虫垂嵌頓症例に対する腹腔鏡下手術は、嵌頓した虫垂を整復すると共に虫垂炎の炎症状態を容易に把握できる。さらにヘルニア修復や虫垂切除も一期的に行えるため、大変有用な手術術式である。}, title = {腹腔鏡下に修復した大腿ヘルニア虫垂嵌頓の1例}, year = {2014} }