@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00006979, author = {鈴木, 秀幸 and 中川, 国利 and 高舘, 達之 and 深町, 伸 and 小林, 照忠 and 大越, 崇彦}, issue = {1}, month = {May}, note = {憩室部分切除後に嚢胞を形成したAlonso-Lej II型先天性胆管拡張症の1例を経験したので報告する。症例は75歳の男性で、腹腔鏡下胆嚢摘出術の既往があった。胆嚢摘出術から2年5ヵ月後に、憩室に結石を伴う先天性胆管拡張症に対して腹腔鏡下に憩室を部分切除した。憩室部分切除術から5年2ヵ月後に黄疸を主訴として来院し、MRCP検査では憩室と同じ部位に径3.5cm大の嚢胞が存在し、総胆管を著明に圧迫していた。そこで腹腔鏡下に嚢胞を可及的に切除した。病理学的には嚢胞壁に上皮や筋層はなく、線維性結合組織であった。手術1年後のDIC-CT検査では、嚢胞と同じ部位に径2.5cm大の嚢胞が再発しており、総胆管を圧迫していた。しかし、嚢胞は増大せず無症状で肝機能も正常であるため、嚢胞切除後5年11ヵ月現在経過観察中である。Alonso-Lej II型先天性胆管拡張症では、遺残した憩室粘膜からの分泌物により嚢胞を形成する危険性があるため憩室を完全に摘出することが望ましい。}, title = {憩室部分切除後に嚢胞を形成したAlonso-Lej II型先天性胆管拡張症の1例}, year = {2014} }