@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00005788, author = {三竹, 啓嗣 and 齋藤, 麻由 and 村松, 瑞穂 and 曽我, 隆義}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {52歳女性.平成5年に強皮症と診断されて以降,末梢循環障害よる手指潰瘍などに対して内服治療を行っていた.平成24年12月頃より労作時息切れ,咳嗽,微熱が出現した.胸部レントゲン写真で両肺野に粒状・網状影を認めた.胸部computed tomography(CT)検査で多発粒状影,スリガラス影,気管支壁肥厚,縦隔・肺門リンパ節腫脹を認めたため,精査目的に入院した.気管支肺胞洗浄液ではCD4/CD8比高値,肺生検では非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めた.ガリウムシンチグラフィーでの両側下肺野と縦隔リンパ節への集積亢進の所見や血清アンジオテンシンⅠ転換酵素(angiotensin converting enzyme:ACE)活性高値から,診断基準よりサルコイドーシスと診断した.プレドニゾロン内服を開始し,労作時呼吸困難や咳嗽は軽快した.本症例は,肺異常影の原因として肺結核を含む感染症や強皮症に伴う間質性肺炎を含む非感染性肺疾患との鑑別を要した.近年,自己免疫疾患とサルコイドーシスの合併例の報告が散見されるが,強皮症との合併は稀である.今回我々は,強皮症に肺サルコイドーシスを合併した一例を報告する.}, pages = {44--48}, title = {強皮症に肺サルコイドーシスを合併した1例}, volume = {33}, year = {2013} }