@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00005784, author = {田口, 淳 and 伊藤, 仁美 and 鈴木, 泰生 and 小原澤, 英之 and 石ケ坪, 良明}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {シクロフォスファミドと全身照射またはブスルファンによる骨髄破壊的前処置で非血縁臍帯血移植を行ったフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病2例と診断時リンパ性急性転化の慢性骨髄性白血病1例で,一次生着不全後に比較的速やかな自己造血回復を認めた.1例は5年間無病生存中,1例は1年後に骨髄移植し生存中,3例目も6ヶ月間は再移植せず生存が維持されている.3例ともチロシンキナーゼ阻害薬を用いて導入した初回完全寛解期に移植が行われ,移植細胞数2x107/kg以上でCD34陽性細胞数,コロニー形成能も当院で実施した他の寛解期臍帯血移植生着例の平均を上回っていた.フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病で寛解期移植した生着症例と比較して,生着不全の3例では移植前化学療法回数が少なく,前処置は強化されておらず,移植後の非感染性発熱の発症が早かった.チロシンキナーゼ阻害薬で寛解導入後の臍帯血移植において,生着率向上には抗腫瘍薬や免疫抑制剤追加による前処置の強化が必要と考えられた.}, pages = {28--34}, title = {骨髄破壊的前処置による臍帯血移植一次生着不全後に自己造血回復したPhiladelphia染色体陽性白血病の3例}, volume = {33}, year = {2013} }