@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00005782, author = {岩田, 一美 and 杉山, 八寿子 and 岡部, ゆかり and 羽山, 祐子 and 黒山, 祥文 and 前澤, 圭亮 and 佐野, あゆみ and 田村, 菜緒}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {血液培養検査は感染症診断において重要な検査である.当院において2008年1月から2012年12月の5年間に提出された血液培養を対象とし,提出検体数,複数セット採取率,陽性検出率,検出菌について集計を行ったので報告する.機器は全自動培養装置BacT/ALERT-3Dを用い7日間培養した.提出件数は2008年3,727件,2010年4,840件,2012年4,899件と2010年に急増している.複数セット採取率も同様の傾向であり,2008年に42%の複数セット採取率が2010年以降60%まで増加した.陽性検出率は2010年以降17%前後を推移している.検出菌はコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS:Coagulase -negative- staphylococci),腸内細菌群で50%を占めており,次いでBacillus,腸球菌,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA:Methicillin-resistant Staphylococcus aureus)が上位を占めた.陽性になるまでの時間は,87%が2日以内である.当直時間帯に血液培養が陽性転化した率は70%占めており,休日陽性化した率も20%を占めていた.  血液培養精度向上のためには現状を認識し,2セット摂取の推奨とともに,コンタミネーションの減少につとめる必要がある.また陽性報告の遅れは適切な治療の遅れにつながる.迅速な対応のため2012年12月より業務改善を行い,当直者によるサブカルチャー,休日の細菌業務を行うこととした.}, pages = {17--22}, title = {当院における過去5年間の血液培養実施状況}, volume = {33}, year = {2013} }