@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00005617, author = {小川, 隆弘 and 谷川, 成佑 and 高道, 美智子 and 萬代, 綾子 and 南都, 昌孝 and 小坂, 恭彦 and 中原, 功策 and 天神, 博志}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {高齢者が増加の一途を辿る現高齢化社会において、高齢者頭部外傷患者も増加していくことが予想される.また、脳神経外科領域で救急疾患に携わる医療現場の中では、高齢者頭部外傷の増加やそれによる救急の破綻を感じる現況がある.また、脳卒中に対する予防医療は、ある程度定着しつつあるが、頭部外傷に対する予防策はあまり講じられていないとも考えられる.脳神経外科領域の救急疾患において、高齢者頭部外傷に対する予防因子や抑止策を見いだせれば、脳救急のより充実したシステムが構築されることが考えられる.そこで今回、当院救命救急センター40床に入院した患者968名の動向を脳卒中患者群に対する頭部外傷群として、比較・検討を行なった.対象は、2009年5月~2011年4月にかけての過去3年間における救命救急センターに入院した脳出血、くも膜下出血、頭部外傷症例とした.結果、頭部外傷群での増加、特に高齢者群や同群内での認知障害の増加を認め、それによる頭部外傷患者の増加が示唆され、頭部外傷の予防対策が急務であると思われた.今回の検討結果が基となり、頭部外傷救急疾患に対する、より円滑な脳救急システムが構築され、脳救急の活性化に結びついていくことが期待される.}, pages = {46--53}, title = {脳神経外科領域の高齢者脳卒中群との比較による高齢者頭部外傷群の検討}, volume = {34}, year = {2013} }