@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003706, author = {黒山, 祥文 and 大棟, 久美江 and 川口, 貴子}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Feb}, note = {幼若血小板比率(immature platelet fraction:IPF)は多項目自動血球分析装置XE-2100で測定され,網血小板を反映すると考えられている.今回,IPFと染色体異常との関連について検討した.対象は,骨髄穿刺を行った333例の444検体を用いた.染色体異常は92検体(20.7%) に認められ,染色体異常を認める検体のIPFは7.6±6.9%,染色体異常を認めない検体の4.9±5.7%に比し有意に高値であった(p<0.001).染色体異常の出現率は,IPF5%未満15.5%,5~10%未満22.0%, 10%以上45.2%と増加した.特に,IPF10%以上の骨髄異形成症候群, 骨髄増殖性疾患,悪性リンパ腫では,高率に染色体異常が認められた.さらに,構造異常と数的異常を認める検体のIPFは, 10.0±8.4%と高値であった.以上の所見より,IPF 10%以上の検体では高率に染色体異常が認められ,染色体常を捉えるマーカーとしてIPFが有用である可能性が示唆された.}, pages = {13--19}, title = {幼若血小板比率と染色体異常の関連性について-特に, 血液疾患を中心に-}, volume = {30}, year = {2011} }