@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003646, author = {中津, 忠則 and 大西, 敏弘 and 藤井, 笑子 and 吉田, 哲也}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {解離性障害の6歳男児例を経験した。突然、意識が不明瞭となり、歩けなく、学校のことや担任の顔が解らなくなった。l歳頃の言葉で話し、排泄はオムツを使い、哺乳ピンでミルクを飲んだ。また興奮して暴れたり、頭を床に打ちつけるなどの行動が見られた。治療として、児に対しては自我の退行を保障し、発達のやり直しを待った。また両親には転換症状、退行現象の意味を説明し落ちついて待つように支持した。入院5日目頃より歩行し、徐々に言一菓や排泄の退行は改善した。学校のことや友達、先生の名前が解るまでに5カ月、教室で授業が受けられるまでに9カ月間を要した。本例は解離性健忘(学校のこと、家族以外の人物の記憶喪失)、解離性昏迷(意識不明瞭)、解離性運動障害(失立-失歩)を認め、ICD-l0による混合性解離性(転換性)障害にコードされた。}, title = {解離性障害の6歳男児例}, year = {2001} }