@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003574, author = {由良, いづみ and 加島, 健司 and 雫, 治彦 and 佐藤, 豪}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {インターフエロンは抗ウイルス作用、抗腫蕩作用、免疫調節作用を有する生理活性物質で、B型およびC型慢性肝炎に対する治療薬として用いられている。しかし様々な副作用があり、耳鼻咽喉科領域では感音性難聴や耳鳴、ふらつきなどの内耳障害が報告されている。今回我々はインターフエロン治療中に聴力変動を繰り返し、一側高度難聴に至った症例を経験した。症例は59歳、男性。平成8年11月よりC型慢性肝炎でインターフエロン療法施行開始し、平成9年4月に左感音性難聴が出現、、メチルプレドニゾロンの点滴にて聴力の改善が見られた。その後、聴力の低下と改善を繰り返していたが、平成13年10月、左高度感音性難聴、回転性肱量をきたし、メチルプレドニゾロンの点滴を行ったが左聴力は低下したままで回復しなかった。今回の症例では、インターフエロンの長期使用により内耳障害が生じ、不可逆的な難聴をきたす可能性が示唆された。}, title = {インターフェロン治療中に聴力変動を繰り返し、一側高度難聴に至った1例}, year = {2003} }