@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003573, author = {竹内, 恭子 and 三木, 浩和 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長田, 淳一 and 矢野, 雅彦 and 沼田, 幸作 and 井﨑, 博文 and 金山, 博臣}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は46歳、女性。両側の網膜中心動脈閉塞症を発症し、原因精査のため当科を受診した。9年前より高血圧があり、血清カリウム(K)値は2.8mEq/lと低下、尿中K排泄は43.2mEq/日と増加していた。血清アルドステロンは350pg/mlと高値で、血紫レニン活性は測定感度以下であった。腹部CTにて右副腎に径l.6x l. Ocmの腫瘍があり、131I-アドステロールシンチグラフイーにて集積が認められることから、アルドステロン産生腺腫による原発性アルドステロン症と診断した。降圧剤、K製剤、スピロノラクトンの投与により、血圧-低K血症のコントロールを行った後、腹腔鏡下副腎腫瘍摘出術を施行した。病理組織はadrenocorticaladenomaであった。術後、低K血症は改善し、降圧剤の減量も可能となった。網膜中心動脈閉塞症と原発性アルドステロン症の合併は本邦では報告されておらず、アルドステロン過剰による血管障害の発症を示唆する貴重な症例と考えられた。}, title = {網膜中心動脈閉塞症を合併した原発性アルドステロン症の1例}, year = {2003} }