@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003571, author = {三枝, 明子 and 宮, 恵子 and 森野, 照代 and 竹内, 恭子 and 後藤田, 康夫 and 佐藤, 幸一 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は77歳の女性で、B型肝炎のヘルシーキャリア(以下HBVキャリア)の慢性関節リウマチ(以下RA)である。4mg/週内服の低用量メソトレキセート( 以下MTX ) 療法を始めたが、嘔気や肝機能障害のために3週間で治療を中止し、その2週間後に重症肝炎の状態で当利に転入院した。経過よりB型肝炎の急性増悪と判断し、プレドニゾロン(以下PSL)の点滴とラミブジンlOOmg/日の内服を開始したところ臨床症状と検査成績は改善し、血中B型肝炎ウイルス量は減少した(TMA法にて<3.7LGE/ml)。しかしビリルビン高値が続いて再び肝障害が増悪し、腎障害をきたして死亡した。剖検時の肝組織所見は亜急性肝炎であり、肝臓胞内にB型肝炎ウイルス(以下HBV)の増殖が確認された。HBVキャリアに対して免疫抑制療法を行う場合は、治療中の肝炎ウイルス再活性化や治療中止後に重症肝炎発症の可能性があることを十分考慮して行うべきである。}, title = {低用量メソトレキセート(MTX)治療中止後にB型肝炎ウイルスの再活性化による亜急性肝炎をきたして死亡した慢性関節リウマチの1例}, year = {2003} }