@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003569, author = {原田, 浩史 and 長江, 浩朗}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {犬咬傷は外来診療でよく遭遇する疾患だが、高度な組織欠損を伴うことは比較的まれである。今回われわれは上眼瞼の全層欠損をきたした1例を経験した。症例は66歳の女性。自宅の飼い犬に左眼周囲を咬まれ、皮膚から眼瞼結膜にいたる上眼瞼の欠損と下眼瞼の裂傷を受傷した。受傷当日は創閉鎖のみ行い、後日上眼瞼の再建を施行した。再建には結膜側に口腔粘膜、皮膚側には眼窩外側からの皮下茎皮弁を用いた。眼瞼挙筋の残存は確認できず、瞼板の再建も行わなかったが術後ほぼ1年で開、閉瞼昨日は良好で整容的にも満足できる結果が得られた。上眼瞼の全層欠損の再建には下眼瞼からの交叉弁が頻用されるが、下眼瞼に損傷がある場合には局所皮弁も有用な方法であると考えられた。}, title = {犬校傷による上眼瞼全層欠損の1再建例}, year = {2004} }