@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003531, author = {西野, 真紀 and 高田, 朋子 and 矢野, 雅彦 and 増田, 健二郎 and 岩田, 明子}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は59歳男性.主訴は両眼の視力低下.2001年10月2日当科初診時,視力は右(0.2),左(0.4)であり,両眼視神経乳頭は若干蒼白であった.蛍光眼底造影検査,視野検査および頭部CTでは,視神経乳頭所見に一致する異常を認めなかったため,白内障手術を施行した.手術前検査で梅毒定性反応は陽性であった.手術後に視力低下が進行したが,受診が途絶えていた.半年後,神経梅毒の精査加療のため当院神経内科に入院した際,両眼とも視神経萎縮があり,視力は光覚弁であった.駆梅療法を施行し,血清反応,髄液所見は改善したが,視力は不変であった. 梅毒は多彩な眼合併症を起こしうることが知られている.梅毒性視神経萎縮は,早期診断が困難であり,進行すると視機能の改善が期待できないことが多い.原因不明の視神経萎縮を認めた場合,神経梅毒も考慮にいれることが重要であると思われた.}, title = {診断に苦慮した梅毒性視神経萎縮の1例}, year = {2004} }