@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003526, author = {三木, 浩和 and 竹内, 恭子 and 宮城, 順子 and 新谷, 保実 and 佐藤, 幸一 and 宮, 恵子 and 宇山, 攻 and 石倉, 久嗣 and 一森, 敏弘 and 阪田, 章聖 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {背景の類似した肝膿瘍を短期間に3例経験したので報告する.症例1は65歳,男性.糖尿病,胆石症の既往とアルコール多飲歴あり.誘因なく高熱を来たし,近医に入院.抗生剤治療に反応せず,当科に転入院した.腹部CT で径5~6㎝の肝膿瘍が2個認められた.症例2は62歳,男性.糖尿病とアルコール性肝疾患の既往あり.高熱にて近医に入院し,抗生剤投与後も解熱せず.CT にて径7㎝の肝膿瘍が見出されたため,当科に入院した.症例3は67歳,男性.糖尿病とアルコール性肝疾患の既往あり.高熱にて近医に入院し,腹部CTにて径11㎝の肝膿瘍が認められ,当科に転入院し た.3症例とも敗血症,DICを合併しており,経皮経肝膿瘍ドレナージ,抗生物質,血糖コントロールなどにより徐々に改善した.肝膿瘍は高頻度に発生する疾患ではないが,4ヶ月間で遭遇した3例はいずれも発症前に経口薬にてコントロール可能な2型糖尿病とアルコール性肝疾患を共通して有しており,これらに伴う白血球機能・免疫力の低下や細菌の腸管透過性の亢進などが肝膿瘍の発症・巨大化に関与した可能性が考えられた.}, title = {アルコール性肝疾患を有する3型糖尿病患者に発症した肝膿瘍の3例}, year = {2004} }