@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003525, author = {竹内, 恭子 and 宮, 恵子 and 三木, 浩和 and 宮城, 順子 and 新谷, 保実 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は56歳,男性.2000年に四肢の浮腫が生じ,近医で甲状腺機能亢進症の診断にて抗甲状腺剤の服薬を開始するも自己中断していた.2001年5月,当院を受診し,びまん性甲状腺腫,free T41.5ng/dl,TSH<0.1μU/ml,TSAb3,280%などよりGraves病と診断された.治療抵抗性であったが,propylthiouraci(1PTU),prednisolone 等の投薬にてeuthyroid となった.平成13年11月より服薬を自己中断しており,2002年4月に微熱が生じて再来院した.Free T330.6pg/ml,free T4>7.7ng/dl,TSH<0.1μU/ml とGraves病の再発が認められ入院した.入院時検査にて,血糖624mg/dl,HbA1c10.2,抗GAD抗体376U/ml,尿中CPR9.9μg/日と1型糖尿病を発症していることが判明し,インスリン 治療を開始した.平成13年11月の時点ではHbA1c6.2%であったことから,Graves病の治療中断から再発に至る比較的短い期間に1型糖尿病が顕在化したと考えられた.Graves 病の再発・増悪に関連する免疫学的変調が1型糖尿病の発症・増悪にも何らかの関与をしている可能性が示唆された.}, title = {Graves病の治療中断・増悪を契機に顕性化した1型糖尿病の1例}, year = {2004} }