@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003523, author = {長江, 浩朗 and 原田, 浩史 and 藤井, 義幸}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {脛骨近位部前面に生じた骨膜性ガングリオンの1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.症例は60歳男性.初診の約10日前に左下腿の無痛性腫瘤に気づいた.初診時には左下腿前面,膝蓋骨より7~8㎝末梢側に4×3㎝の下床と可動性のない固い腫瘤を認めた.単純X線像では脛骨に特別な変化はみられなかった.腫瘤は嚢腫状で,嚢腫壁は骨膜に連続しており,底面を剥離すると壁は破れてゼリー状の内容物を排出し,骨皮質が露出した.病理組織学的には骨に接して結合織と一層のlining cell layerからなる嚢腫形成がみられた.経過観察期間は8カ月で現在のところ再発はない.本邦では自験例を含めて29例の骨膜性ガングリオンが報告されている.男性14例,女性15例と性差はなく,平均年齢は50.3歳であった.発生部位は脛骨近位部が16例と過半数を占めた.22例に単純X 線上の変化が見られた.}, title = {脛骨に発生した骨膜性ガングリオンの1例}, year = {2004} }