@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003511, author = {山本, 哲史 and 米田, 直人 and 平尾, 務 and 猪野, 博保}, issue = {1}, journal = {小松島赤十字病院医学雑誌, Komatushima Red Cross I-Iospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {骨盤リンパ節郭清術後のリンパ謹胞は、リンパ浮腫やリンパ膿蕩の発生にも関与し、その予防は治療後のQOLを考える上で重要な問題である。[目的]我々の考案した後腹膜腔腹腔内ドレナージ法を用いた骨盤リンパ節廓清術後リンパ謹胞の予防効果について検討した。[方法]骨盤リンパ節郭清術施行症例16例に対し、持続吸引ドレナージと共に後腹膜腔腹腔ドレナージを行い、持続吸引ドレーンは排液が柴液性になった時点、で抜去、後腹膜腔一腹腔ドレーンは術後約2週間留置した。[結果]症例の経過観察期間は2-32カ月であり、13例(81%)でリンパ褒胞の発生を予防し 得た。また経過観察中にリンパ浮腫を来したのは3{7IJのみであった。リンパ麓胞の発生した3例は、ドレナージ期間が不十分であったと思われる2例と、肥満のため腹腔に留置したドレーン先端が後腹膜腔に引き込まれドレナージが不十分であった1例であった。この症例では、ドレナージ不良側はリンパ謹胞、リンパ浮腫を来したが、対側はリンパ襲胞、リンパ浮腫ともに認めず、本ドレナージ法の有用性を証明するものであると思われた。[結論]今後ドレナージの期間、部位、長さなど改善点、はあるものの、後腹膜腔一腹腔ドレナージは骨盤リンパ節郭清術後のリンパ襲胞の予防に有用であると考えられる。}, pages = {1--7}, title = {骨盤リンパ節郭清術後のリンパ嚢胞の予防}, volume = {5}, year = {2000} }