@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003508, author = {高橋, 昭良 and 松浦, 里 and 須賀, 健一 and 小川, 由紀子 and 漆原, 真樹 and 中津, 忠則 and 吉田, 哲也 and 西出, 俊二郎 and 岡, 博文 and 三宅, 一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {重症外傷性急性硬膜下血腫に対し脳低温療法を施行した1例を経験したので報告する.症例は1歳2ヵ月の男児.約80センチメートルの高さより転落し,左前頭部をコンクリート床に打撲した.受傷直後より昏睡状態となり当院へ救急搬送された.CTで左急性硬膜下血腫と診断し,ただちに開頭血腫除去術を行い,術後より脳低温療法を開始した.術後約3日間の脳低温療法を施行した.鎮静中止後,右上肢のミオクローヌスと不全麻痺を認めたが数日で改善した.術後16日に退院したが,退院時は発語,おすわり,ハイハイ,つかまりだちが可能となっており,神経学的な後遺症はみられず,経過良好であった.小児の頭部外傷において重度の中枢神経障害が予想される場合は脳低温療法の施行を検討すべきと考えられた.}, title = {重症外傷性急性硬膜下血腫に脳低温療法を施行し後遺症なく救命しえた1男児例}, year = {2004} }