@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003506, author = {尾形, 竜郎 and 日浅, 芳一 and 友兼, 毅 and 山口, 浩司 and 小倉, 理代 and 宮島, 等 and 尾原, 義和 and 鈴木, 直紀 and 弓場, 健一郎 and 高橋, 健文 and 細川, 忍 and 岸, 宏一 and 大谷, 龍治 and 福村, 好晃}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {67歳男性.胸背部痛があった翌日にショック状態となり搬送入院された.心電図では下壁誘導と左側胸部誘導で異常Q波とST上昇,心エコー検査にて後壁の壁運動異常と心嚢液を認めた.急性心筋梗塞によoozing rupture および,心タンポナーデと診断.緊急的に心嚢ドレナージ,心嚢内にフィブリンのりを散布した.3週間後の冠動脈造影では回旋枝中位部に完全閉塞を認めた.心筋生存性がないと判断し同部位に再血行再建術は施行しなかった.8ヵ月後の心エコー検査で左室後壁基部~中部に径38×24㎜の大きい心室瘤を認め,壁に心筋なく仮性心室瘤と診断した.破裂の危険性があり手術適応とした.左室との交通口は15×20㎜で瘤内に血栓を認めた.瘤切除およびパッチ修復術を行った.病理学的に瘤壁は心筋組織を含まず仮性心室瘤と診断した.術後の経過は良好で2週間後に退院した.心破裂をきたした梗塞領域は慢性期に心室瘤を生じる危険性があり,慎重な経過観察が必要と考えられた.}, title = {急性期にoozing ruptureをきたし,慢性期に仮性心室瘤を認めた後壁梗塞の1例}, year = {2004} }