@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003489, author = {三木, 章大}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {当科における高齢者の手術症例は近年増加傾向であるが,開腹手術は過去3年間で,1,340件中24件(1.8%)であった.予後不良とされる大腸穿孔をきたした97歳女性の1救命例について報告する.2012年7月,急性腹症にて転院搬送された.消化管穿孔に伴う汎発性腹膜炎と診断したが本人の意向により緩和治療を行った.3日間の加療にて,症状緩和が得られたが,最終的には家族の説得により,開腹ハルトマン手術を行った.横行結腸に4cm の穿孔部を認め,腹腔内は高度に汚染されていたが,集学的治療により順調に回復し第19病日,軽快転院となった.超高齢者において術後合併症は,軽度でもしばしば致命的となりうる為,周術期管理の重要性は論を待たないが,特に重症例において本人と家族の意向が異なる場合,手術適応の判断に難渋する.本症例のようなケースは今後増加が予想され,方針決定の一助となるものと考える.}, title = {97歳女性,大腸穿孔の1救命例}, year = {2013} }