@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003488, author = {村上, 尚嗣 and 井上, 広基 and 上田, 紗代 and 中内, 佳奈子 and 宮井, 優 and 島田, 直 and 金崎, 淑子 and 新谷, 保実 and 町田, 未央 and 浦野, 芳夫 and 山下, 理子 and 藤井, 義幸}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は68歳,女性.1週間前から発熱,関節痛があり,その後,頭部,体幹,四肢に紅斑が出現し,当院を受診した.WBC 6,980/μl(neu 70.9%),Plt 12.1x104/μl,CRP 5.5mg/dl,free T42.19ng/dl,TSH<0.10μU/ml と,炎症所見と軽度の甲状腺中毒症が認められた.体温38.9℃,頚部リンパ節腫脹と圧痛を伴うびまん性甲状腺腫あり.抗Tg 抗体2,200U/ml と高力価で,TRAb は陰性,甲状腺シンチでのRI 集積は著明に低下しており,破壊性甲状腺炎と診断した.当初,皮疹の性状から伝染性紅斑の可能性も疑われたが,パルボB19は既感染パターンであった.入院後も紅斑が出没し,著明な高フェリチン血症(14,803ng/ml)など成人スティル病と類似した経過を示し,皮膚生検では,真皮浅層の間質と浅~深層の血管周囲にリンパ球や好中球の集簇が認められた.ステロイド治療を開始したところ,症状,炎症所見,高フェリチン血症とも速やかに改善傾向を示し,2週後には甲状腺機能も正常化した.何らかのウイルス感染等を契機として,成人スティル病に類似した臨床像と破壊性甲状腺炎を併発した稀な症例と考えられ,報告する.}, title = {成人スティル病様の臨床経過を示し,破壊性甲状腺炎を合併した1例}, year = {2013} }