@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003485, author = {内藤, 伸仁 and 金崎, 淑子 and 上田, 紗代 and 井上, 広基 and 中内, 佳奈子 and 宮井, 優 and 村上, 尚嗣 and 島田, 直 and 新谷, 保実}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は68歳,女性.45歳頃からバセドウ病と診断され,治療が開始されたが,この頃から血小板数は少なく,Plt 3~8×104/μl 程度であった.62歳時に甲状腺亜全摘術の術前検査でPlt4.0×14/μl のため,骨髄検査などが施行され,特発性血小板性紫斑病(ITP)と診断された.60歳より糖尿病を指摘され,近医で食事療法と経口薬治療を開始し,一旦は改善していたが,徐々に血糖コントロールが悪化するため,当科に入院した.BMI 25.8kg/m2,Plt 7.6×104/μl,HbA1c(NGSP)8.9%で,空腹時血中CPR 1.0ng/ml,尿中CPR 38.4μg/日と内因性インスリン分泌は低下していた. GAD 抗体105.9U/ml,IA-2抗体21.5U/ml と膵島関連自己抗体が陽性であったことから,緩徐進行1型糖尿病と診断し,強化インスリン療法を導入した.また,PA-IgG23ng/107cell,TPO 抗体22.0IU/ml,抗核抗体80倍であり,HLA typing ではDR4を有していた.1型糖尿病と自己免疫性甲状腺疾患の合併は多腺性自己免疫症候群3型として知られているが,ITP の合併は稀であり,自己免疫機序に基づくこれらの病態を考える上で興味深い.}, title = {バセドウ病に特発性血小板減少性紫斑病を合併し、その後、緩徐進行1型糖尿病を発症した多腺性自己免疫症候群3型の1例}, year = {2013} }