@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003483, author = {新谷, 晃理 and 木内, 慎一郎 and 笠井, 利則 and 上間, 健造 and 井上, 広基}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は86歳女性.脳出血後遺症のため胃瘻で栄養管理されていた.2011年10月から誤嚥性肺炎で近医に入退院を繰り返しており,2012年5月には誤嚥性肺炎で8日間の絶食下に,補液とsulbactam/cefoperazone(SBT/CPZ)の投与を受けた.その後肉眼的血尿が出現しCT で膀胱内凝血塊を認めたため当科紹介となった.血液検査で著明なPT 延長を認め,CTで尿路に器質的異常所見を認められないことから,ビタミンK 欠乏症と診断し,menatetrenone の静脈内投与を行った.凝固異常は速やかに正常化し,経尿道的膀胱内凝血除去術施行後は血尿を認めなかった.経腸栄養剤中止とSBT/CPZ 投与がビタミンK 欠乏症の原因と考えた.今後,長期入院で慢性期管理される患者は 増加すると予想され,絶食,抗菌薬投与時にはビタミンK 欠乏症に留意する必要があると考えられた.}, title = {ビタミンK欠乏症により膀胱タンポナーデをきたした1例}, year = {2013} }