@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003475, author = {名護, 可容 and 猪野, 博保 and 笠井, 可菜 and 米谷, 直人 and 牛越, 賢治郎 and 別宮, 史朗}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {骨盤臓器脱は加齢に伴い発症しやすくなり,高齢化社会において増加している.生命予後には関与は少ないものの, 女性のQOL を非常に損なう疾患である.従来法による手術は,再発率が高い報告(15~50%)があり,近年メッシュ を使用した方法が広く行われるようになっている. 当科では工夫を加えながら従来法を実施しているが,術後の再発はほとんど認めず,良好な結果を残している.今回 2009年1月から2011年12月までに施行した骨盤臓器脱手術153例について,術式の工夫を示し,合併症,再発につき検 討した.腟の支持機構を3つのレベルに分類し,その破綻によっておこる病態を説明したDeLancy の分類を用い,どの レベルを修復補強するかを理論的に考えた.子宮摘出から腟断端閉鎖縫合,前腟壁形成,後腟壁形成の3段階での工夫 を示す. 合併症は,直腸損傷2例(1.5%),腟断端血腫2例(1.5%),一過性尿閉5例(3.3%),術後尿失禁2例(1.5%) で,輸血症例はなく,現在のところ2009年の手術からの再発受診はない.ただ術操作が複雑で,熟練と手術時間を要す るのが課題である.}, pages = {14--20}, title = {当科における骨盤臓器脱手術の工夫}, volume = {18}, year = {2013} }