@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003433, author = {大谷, 享史 and 福村, 好晃 and 吉田, 誉 and 濱本, 貴子 and 元木, 達夫 and 長江, 浩朗}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {73歳の男性.左鎖骨下動脈狭窄に対しPTA を施行した.同時に施行した冠動脈造影にて,右冠動脈Seg1に90%狭窄を認め,左大腿動脈よりPTCA を施行し,止血のためThe Closer を使用した.2日後より穿刺部に発赤,腫脹,疼痛が出現し,切開排膿術を施行.MRSA を検出した.感染のコントロールができないため感染した縫合糸と血管壁を切除し,直接吻合し,縫工筋弁にて被覆した.その後も感染が持続し,3度の外科的処置を行ったが治癒しないため,感染巣を迂回する外腸骨動脈-浅大腿動脈バイパス術を施行した.血管縫合ディバイスを使用する際には,完全な清潔操作と予防的な抗生物質の投与が必要である.感染を生じた場合は,早急に感染源を除去し,感染がコントロールできない場合や広範囲な動脈壊死を生じた場合,感染巣への血液の流入を遮断し,非解剖学的なバイパス修復術を行う必要がある.}, title = {血管縫合ディバイス(The Closer)使用により生じた動脈壁感染(MRSA)に対し数回の外科的処置を要した1例}, year = {2005} }