@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003409, author = {加藤, 道久 and 甲藤, 貴子 and 若松, 成知 and 酒井, 陽子 and 郷, 律子 and 神山, 有史 and 高松, 誉明 and 福村, 好晃 and 石田, 志朗 and 岡野, 善郎}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {胸腹部大動脈瘤では,補助循環を用いずに大動脈単純遮断で手術を行うことがあり,その際には肝臓および腎臓への血流が一時的に遮断されるため,プロポフォールの血中濃度が大きく変化すると考えられる.今回我々は2症例で,大動脈単純遮断前後のプロポフォールの血漿中全濃度および非結合型濃度を測定し,予測血中濃度と比較検討したので報告する.麻酔導入後,プロポフォールは2mg/kg/hr の速度で持続投与した.大動脈単純遮断中にプロポフォールの血漿中全濃度および非結合型濃度が上昇し,血漿中全濃度は遮断前と比較しておよそ1.8倍に上昇した.遮断解除後には比較的速やかに低下し,遮断解除後30分から60分で遮断前の値に回復した.シミュレーションによる予測血中濃度と実測値の関連は,症例1では実測値がやや低めであったが,症例2ではよく一致しており,あらかじめプロポフォールの変化を予測することが可能と考えられた.}, title = {胸腹部大動脈瘤手術症例のプロポフォール血漿中濃度の変化}, year = {2007} }