@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003398, author = {笠井, 利則 and 奈路田, 拓史 and 上間, 健造 and 藤井, 義幸}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {2005年度,同時期にStage精巣胚細胞腫瘍でサーベイランスを選択した2例を経験した.症例1は41歳の既婚男性.2005年11月7日,左精巣腫瘍で当科に紹介された.遠隔転移を認めず,高位左精巣摘除術を施行した.病理診断はセミノーマであり,術後,腫瘍マーカーは正常化し,サーベイランスを選択された.2006年4月3日,LDH 977U/L と上昇し,傍大動脈リンパ節転移を認めた.化学療法にて,CR が得られ経過観察中である.症例2は27歳の独身男性.2005年11月11日,右精巣腫瘍で当科に紹介された.遠隔転移を認めず,高位右精巣摘除術を施行した.病理診断は混合型(未熟奇形腫・胎児性癌)であり,術後,腫瘍マーカーは正常化し,サーベイランスを選択され,現在も再発なく経過観察中である.精巣胚細胞腫瘍は青壮年期に罹患し治癒率が高く,長期生存が可能であり,就労・婚姻・性機能障害・妊孕性などのQOL に関する問題がある.従って早期癌では,サーベイランス療法が考慮されるが,精神的・医療経済的な問題も挙げられる.}, title = {StageⅠ精巣胚細胞腫瘍でサーベイランスを選択した2例}, year = {2007} }