@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003396, author = {稲次, 圭 and 長江, 浩朗}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {先天性正中鼻瘻孔は外鼻の正中部に開口する皮膚瘻孔であり,臨床的には,鼻背部の炎症を繰り返す腫瘤としてみられることが多い.原因として,胎生期の顔面形成過程で上皮が迷入することで生じるとされており,通常瘻孔は嚢腫に連なり鼻骨付近で終わるものが多いが,瘻孔が篩骨洞,前頭洞,頭蓋底に達する症例も報告されている.症例1は47歳女性,症例2は1歳男児.いずれも生後まもなく鼻背中央部に小孔を認めた.2例とも全身麻酔下に鼻部正中縦切開で瘻孔の完全摘出術を施行した.両症例とも瘻孔は正中上方へ進み,瘻孔先端は鼻骨表面に達していた.病理組織所見で瘻孔内壁は重層扁平上皮に覆われ,皮膚付属器を認めた.いずれも手術により良好な結果を得たので,文献的考察を加えて報告する.}, title = {先天性正中鼻瘻孔の2例}, year = {2007} }