@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003392, author = {梅本, 多嘉子 and 七條, 光市 and 井上, 奈巳 and 杉本, 真弓 and 松浦, 里 and 東田, 好広 and 中津, 忠則 and 吉田, 哲也}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {1ヶ月間に気管支異物の3症例を経験したので報告する.症例1は1歳3ヶ月の女児で,ピーナッツを口腔内に入れた状況で,突然の呼吸器症状にて発症した.胸部X 線上,右肺野の透過性亢進と縦隔の右方偏位を認めた.症例2は9歳10ヶ月の男児で,咳・発熱・右下肺野無気肺の改善を認めず,当科を紹介され入院した.稀なヒノキの葉の誤嚥であり,また誤嚥の病歴が後まで医療者側に知らされず,診断に苦慮した.症例3は2歳11ヶ月の男児で,アーモンドを口腔内に入れた状況で,咳き込み嘔吐にて発症した.CRP12.3mg/dl と高値を示し,胸部X 線上,縦隔の左方偏位を示した.いずれも気管支鏡にて摘出可能であった.比較的頻度が高く,また重症化の危険を伴う本症を確実に早期発見し加療するためには,呼吸器症状を訴える患児に対し,常に気管支異物を意識して問診および診察を行うことの重要性を再認識した.}, title = {1ヶ月間に経験した気管支異物の3症例}, year = {2007} }