@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003391, author = {山本, 英司 and 金崎, 淑子 and 吉田, 智則 and 原, 朋子 and 一宮, 理子 and 尾崎, 敬治 and 後藤田, 康夫 and 福永, 絵梨 and 佐藤, 幸一 and 宮, 恵子 and 新谷, 保実 and 後藤, 哲也 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は72歳の女性で,糖尿病治療を受けていたが血糖コントロールは不良であった.突然の腹痛と血性下痢で入院し,第4病日の大腸内視鏡検査により左側結腸の出血性腸炎と診断した.第6病日に腹膜刺激症状が出現し,CT 検査で全結腸から小腸下部に亘る粘膜浮腫と多量の腹水の出現が判明し,血液検査でDIC が疑われた(Plt 1.6万/μl,FDP 11μg/dl).第8病日には全身の浮腫が出現し,検査結果は溶血性貧血と腎機能低下を示した(Hb 8.6g/dl,末梢血中に破砕赤血球を認む,LDH 1391IU/l,T-Bil 4.0mg/dl,HPT<10mg/dl,Cr 1.3mg/dl,Ccr 20ml/分).ステロイド投与により消化管粘膜浮腫と腹水および腎機能障害は速やかに改善し,やや遅れて溶血性貧血も改善した.第30病日に右季肋部痛と黄疸が出現し,CT 検査で入院時には認められなかった総胆管結石と胆嚢内debris が認められたので,ERBD にて採石治療を施行後,退院した.上記経過より,本例は出血性腸炎で発症し,経過中に胆石形成を認めた細血管性溶血性貧血であると診断した.}, title = {出血性腸炎で発症し,経過中に胆石形成を認めた細血管性溶血性貧血microangiopathic hemolytic anemia)の1例}, year = {2007} }