@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003370, author = {梅本, 多嘉子 and 守家, 慈子 and 宮城, 順子 and 三木, 浩和 and 金崎, 淑子 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長田, 淳一}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は62歳,男性.4年前より糖尿病を指摘され,近医でインスリン治療を受けていたが,血糖コントロールが不安定なため,2005年2月に当科に入院した.身長148cm,体重67kg,BMI30.6kg/m2と低身長と肥満があり,体毛は薄く,腋毛・恥毛は認められなかった.陰茎・睾丸は小児様で,類宦官体型を呈していた.入院時検査では,混合型インスリン35単位/日の投与下にPG138~273mg/dl,HbA1C6.2%,尿中CPR4.1μg/日で,抗GAD 抗体は陰性であったが,インスリン依存状態と考えられた.内分泌検査ではLH17.0mIU/ml,FSH19.8mIU/ml,testosterone <0.1ng/ml と原発性性腺機能低下症があり,染色体分析にて47XXY と染色体構成異常が認められたことから,Klinefelter 症候群と診断した. Klinefelter 症候群にはインスリン抵抗性の増大に伴う軽症の糖尿病を合併する頻度が高いが,本例のように低身長を伴い,インスリン依存状態の糖尿病を契機に発見されることは稀であり,興味深い症例と考えられた.}, title = {低身長を伴い,インスリン依存状態の糖尿病を契機に診断されたKlinefelter症候群の1例}, year = {2006} }