@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003369, author = {笠井, 利則 and 奈路田, 拓史 and 上間, 健造}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {平成17年7月より,無麻酔下に砕石できる結石破砕装置(Econolith2000)を新規導入した.第1例目は出血性素因を有する症例で,2回目のESWL 施行後に広範な左腎周囲血腫を生じた.症例は59歳の男性.左側腹部痛,肉眼的血尿を主訴に当科を受診した.左腎盂尿管移行部に12×8mm の結石とアルコール性肝硬変に伴う血小板減少を認めた.腎周囲血腫の危険性も説明したうえで,7月1日に1回目のESWL を施 行した.砕石効果を認めたが,排石が期待できないため,7月21日に1回目と同様に2回目のESWL を施行した.術後に左側腹部痛が増強したため,緊急CT 検査を行った.左腎被膜下からGerota 筋膜内に広範な血腫形成を認めたが,保存的治療にて軽快した.本装置導入後6カ月間の治療成績より,上部尿路結石では無麻酔で優れた砕石効果を認め,外来ESWL も可能と思われた.しかし,本例のように重篤な合併症を生じる可能性があり慎重に検討する必要がある.}, title = {体外衝撃波結石砕石術(ESWL)による腎損傷の1例}, year = {2006} }