@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00003362, author = {高木, 光代 and 勝浦, 真弓 and 安東, 優子 and 福井, 勝子}, issue = {1}, journal = {徳島赤十字病院医学雑誌, Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal}, month = {Mar}, note = {【目的】維持透析中に罹患しやすい疾患を当院入院歴から分析し,合併症の発症時期とその予防について検討する. 【期間】急性期病院となった平成15年4月1日~平成17年3月31日 【対象と方法】入院加療を要した維持透析患者173名の疾患と年齢及び発症時期について調査した. 【結果】循環器系疾患が最も多く,特に虚血性心疾患が65歳以上で70%を占め透析期間もその大半は5年未満であっ た.整形外科疾患では外傷及び骨折が主であった.脳血管障害は年齢に関係なく透析導入早期,2年以内に最も多く発 症した.悪性疾患は10年以上及び65歳以上に,消化器疾患は65歳以上に多く発症した. 【結語】わが国の現況では,心筋梗塞,脳血管障害の発症率は透析歴2年未満が最も多く,死亡原因でも同様の結果が 得られている.このことから維持透析中に罹患しやすい疾患とその発症時期,年齢を充分に把握し,効果的なスクリー ニングをおこなうことにより早期の対処が可能といえる.特に冠動脈疾患は多く,透析導入後5年未満の観察が必要で あり,脳血管障害においては透析導入早期の観察が重要である.}, pages = {37--40}, title = {維持透析患者の入院治療を要した疾患とその予後について}, volume = {11}, year = {2006} }